まず外掛けフィルターの良いところについて。
外掛けフィルターの良いところは何と言っても取り扱いが簡単なところです。
ろ材の洗浄なども外部フィルターに比べて断然気軽にチャチャっと行えます(^^)
あとは本体が超安価、滝っぽく流れ落ちる排水が涼しげで印象がよろしくなると言ったところでしょうか。
デメリットはろ過容量不足がまず上げられますが外掛けフィルターも多いところで3サイズくらい用意されているので対処可能です。
それでも外掛けフィルターは基本小型水槽用なので30cmキューブ水槽当たりが外部フィルターとの使用の分岐点なのかなと思われます。
もう一つはCO2が曝気されてしまう問題があります。しかし、自分が使った限りでは2~3秒度1滴程度でそれ程多くCO2添加しなくても十分水草成長しましたし、逆に1秒1滴とかにしてしまうと明らかにヤマトヌマエビの動きが遅くなって入れ過ぎなのが見て取れました。
さて。実はここから今日これ書いた理由です。
余り見えないデメリットの一つとも言えるでしょうか。
その主役はこのアオミドロです。
これは液肥添加実験の副産物として発生させてしまいました。
そしてリセットの時にコレ見てビックリですw
外掛けフィルターの中にびっしりアオミドロがこびり付いちゃってます。
当然入れていたろ材にも付いていました(^^;)
原因はコレです。何が言いたいかわかります?
正解はコレ。ストレーナー部のスポンジの有無です。
どこのメーカーとまでは言いませんが外掛けフィルターの数機種はストレーナーにスポンジが付いていません。
実はコレがまずい。
アオミドロは光量に成長すごく左右されるコケです。外部フィルター基本的に本体着色されていてかなりなレベル光遮断されますのでフィルター内で育つことはまずありません。
逆に外掛けフィルターは照明直近のところに置かれていて、メーカーによっては本体が透明なのも多いので光がそれなりに届いてしまいます(ミニライトや夏場でライトリフト使っている場合などは特に)
そうするとフィルター内でもアオミドロが育ってしまいます。
さすがに最強兵器のヤマトヌマエビでもフィルター内のアオミドロまでは食えませんw
結論を言いますと外掛けフィルターのストレーナーには必ずスポンジがあった方が良いです。
このようにフィルター内まで行かずストレーナーのところでアオミドロが引っかかります。
もしかしたらスポンジの縫い目通って言っちゃうかもしれないじゃんって思われるかもしれませんが少なくとも今のところスポンジが付いたフィルター内でのアオミドロ発生は見られません(結構完璧に引っかかる模様)
あと数ある外掛けフィルターの選定としてフィルター内にあまり光が届きにくい(黒い外観のものとか)ケースのものが良いかもです。
その前にアオミドロ発生しないようにするのが一番なんですけどね(^^;)